おはようございます。皆様、お身体の調子はいかがお過ごしでしょうか?
ここ最近、小学生、中学生、高校生のスポーツの大会が続き、運動部の学生の子供たちが数多く来院されています。ランニング中に足のスネが痛くなったことはありませんか?あまり聞きなれない言葉ですが、これはランニングやジョギング中に発生するシンスプリントと呼ばれるスポーツ障害の症状かもしれません。走ったり、ジャンプをしたりしたときにスネの内側に痛みが出ます。最近はランニングやジョギングブームもあって、シンスプリントに悩まされているランナーが増えています。スポーツを始めたばかりの人に多く見られ、初心者病とも呼ばれています。今回は、数あるスポーツ障害の中でも多い、「シンスプリント」についてのお話です。
「シンスプリント」は脛骨の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。運動時や運動後にスネ内側の中央から下方1/3にかけて、ズキズキとした痛みが生じます。
「使いすぎ症候群(オーバーユース)」の一つで、走る、飛ぶなどの激しい運動を繰り返し行なっていると発症しやすいと言われています。中・長距離ランナーやサッカー、バスケットボール選手に多く見られ、とくにシーズンの初めや新人選手が急激にハードなトレーニングを始めた際に発症しやすくなります。
走る距離や負荷を減らすと快方に向かう場合もありますが、練習を再開すると再発を繰り返すケースが多いといわれています。ひどくなると安静時にも痛みが出るようになるので原因となる要因を取り除く事が大切です。
シンスプリントの発生のメカニズムには諸説あり、はっきりとしたことは明らかになっていません。主な発生要因としては、内的要因として、オーバートレーニング、負担のかかりやすいランニングフォーム、扁平足や回内足、下肢の筋力低下や柔軟性の低下があり、外的要因としては、硬い地面でのトレーニングや、クッション性の薄いシューズの使用があります。
シンスプリントから疲労骨折になることもあります。シンスプリントは痛みを感じる部分が10cm程度と長く、約40%は両方のスネに症状が出るのが特徴です。一方、疲労骨折の場合は、片方にのみ発症するケースがほとんどで、5cm以下のピンポイントで痛みが発生します。ただしこうした症状だけで、自己判断するのは危険です。気になる症状があったら、整形外科でMRIによる画像検査を受けることをオススメします。
シンスプリントを発症している多くの方は下腿部の筋肉、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋が硬いことが多く、これらの筋肉を緩めてあげると症状が改善する事がほとんどです。
シンスプリントでお悩みの方はいつでも当院にご相談ください。




